遺言を書くときの注意点は?

1 遺言の目的 → 2 遺言が必要なとき → 3 遺言の種類と特徴 →

4  自筆証書遺言 → 5 公正証書遺言 → 6 遺言の注意点

 

最後に遺言を作成する際に注意するべきポイントをいくつか見ていきましょう!

 

【ポイント1】名義変更などの手続きに活用するためには?

「すべての財産を〇〇に相続させる」としても法的には有効ですが、この表現では実際に不動産の登記や金融不動産C.gif機関の手続きを進める際には、全相続人の署名捺印などを集める必要が生じてきます。せっかく遺言を書くのであれば、名義変更などの手続きにもきちんと活用できるようにしておきたいものですね。

そのためには、以下の方法で財産を特定しておく必要があります。

●不動産 … 「所在・地番・地目・地積」や「所在・家屋番号・種類・構造」などを登記事項証明書の通りに書く

●預貯金 … 金融機関名および支店名を書く

 

 

【ポイント2】遺言の手続きを進めてくれる人を決めておく!

せっかく遺言を書いても、この内容をきちんと話してもらわなければ意味がありません。そこで、遺言内容を実現してくれる人(遺言執行者といいます)をあらかじめ遺言によって指定しておくことをお勧め致します。なお、遺言執行者は誰でも構いませんが、できれば行政書士などの相続手続きの専門家に依頼しておいた方がよろしいでしょう。

 

 

【ポイント3】遺留分を考慮する

もし、将来の相続人に配偶者、子供、直系尊属がいる場合、この人たちには、「私たちにもこれだけの財産は下さい!」といった主張をする権利(遺留分といいます)があります。もし、特定の相続人や第三者に全財産を遺すような遺言を書いても、すべてその通りにはならないケースもあるのです。

遺留分についてはこちらをご覧下さい! 

もちろん、相続財産の大部分が不動産であるような場合など、常に財産をきちんと分けることができるとは限りませんが、それでも後々のトラブルを防止するためには、遺留分を考慮して書いておいた方がいいでしょう。

 

 

【ポイント4】メッセージをしっかりと遺す

実際には相続人間で財産の多少は生じてくることもありますし、遺留分を侵害するような内容の遺言になることもあるでしょう。このような場合に、遺言書の末尾に「なぜそのような遺言にしたのか」をしっかりと書いておくと、遺された相続人の感情面のフォローもしやすくなります。このようなメッセージを残すことを付言事項といいます。

 

 

おばあちゃんと犬.gif【ポイント5】万一に備えて・・・

例えば、「配偶者に全財産を相続させる」と書いておいても、配偶者の方が先にもしくは同時に死亡する場合もあります。このような万一の時に備えて、「遺言書に先立って妻が先にもしくは同時に死亡したときは、・・・」という具合に予備的遺言という形で残すこともできます。遺言は何度でも書きなおすことができますが、予備的遺言があれば書き直す必要がなくなります。

 

 

ひよし法務行政書士事務所では、遺言作成にかかるすべてのお手伝いをさせていただきます!「将来に備えて遺言を書いておこう」とお考えの方は、是非ひよし法務行政書士事務所までご連絡ください。

 

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